淺井 仁 理学療法士 博士(医学)

Hitoshi Asai, PT, PhD

 

更新日:2016413

 

理学療法の大きな課題の一つである立位姿勢保持、および座位姿勢保持に直結した下記の研究テーマについて、院生、学部生と一緒に取り組んでいます。

 

大学院生を広く募集します。興味のある方は、下記のメールアドレスまで是非ご一報ください。

asai@mhs.mp.kanazawa-u.ac.jp

 

 

 

 

研究テーマ

1)位置知覚と感覚情報

・身体の傾き具合(身体位置)を知覚することの重要性を探ります。

・どのような体性感覚情報で立位位置を知覚しているかを探ります。

 


2)身体機能と骨盤の可動性

・前後方向への骨盤の動きの意味を探ります。

・骨盤の可動性が身体機能とどのように関連するかを探ります。


新着情報

 

日付

   

2016 4 13

 金沢の桜も終わり、新たな年度を迎えました。4年生は実習に出ています。多くのことを吸収して無事に戻ってくることを祈っています。さて、昨年度末の卒論、修論も無事に終わりました。Na君は後期課程に進学し、仕事をしながらの勉強となります。Ni君は予備実験をしながら方法の確立に向けて試行錯誤しています。方法論が徐々にまとまってきています。もう少しです。そして、前期課程には新たにE君が進学してきました。彼は、Na君の前期課程のときと同じく一般学生でしっかりと勉強する予定で、研究は卒論の延長上で進めて行くことにしています。来月は札幌でPT学会があります。研究室からは2つの演題を発表する予定で、Na君は修論のデータを中心に発表します。

朗報です。当研究室に在籍したM君の論文が来月出版予定です。Na君の論文もそろそろ出版されます。また、私が奈良先生と編集した書籍「姿勢制御と理学療法の実際」が今月末に文光堂から出版されます。

20151116

 最近、更新の間隔が広がってきました。更新をお待ちの皆様、お待たせいたしました。

 研究室の近況を報告いたします。後期に入り、卒論、修論の実験等は無事に進んでいます。まずは、学部4年生の卒論の実験ですが、E君、Yさん、M君ともに順調に進んでいます。それぞれ、良いデータが得られているようです。今月中に実験を終わらせて、提出までは文章を書かねばなりません。修論については、Na君は実験がほぼ終わり、分析に入っています。ほぼ仮説通りの結果が出ているようです。今回経験したことをもとに後期課程で大きく飛躍して欲しいと思います。Ni君は、実験計画ができあがりました。実験条件を設定するにあたり、仕事が終わって夜な夜な大学に来て予備研究を行っていました。近日中に医学倫理審査委員会に書類を提出します。無事に承認され、予想通りの結果が出ることを祈ります。私は、昨日、一昨日と神奈川県立大学で開催された理学療法基礎学会に初めて参加してきました。いろいろな面でコンパクトにまとまっており、発表者との距離も近かったように思いました。次回からは、院生も一緒に参加しようと思います。

2015 6  8

 久々の更新となりました。先週の金曜日から昨日まで、東京・有楽町の東京国際フォーラムで第50回日本理学療法学術集会が開催されました。私は、院生のNa君、Ni君と参加してきました。研究室からは、私とNa君が発表しました。また、共同研究を行った関連病院のR君も発表しました。都合、3つの演題を発表してきました。Na君は、本番での発表前に関連病院での予演会に参加させました。その時の経験からか、質問には落ち着いて対応していたようです。一方、Ni君は学会に初めて参加するとのことでかなり緊張していたようです。しかし、自分の研究に関連する発表に対していくつかの質問をしていました。口頭発表会場でも質問をしていました。私のことを振り返ると、最初に参加した学会では気後れして帰ってきた思い出があります。これに対して、Ni君の積極的な姿勢には好感が持てました。今後の伸びに期待します。

 3年生のゼミも軌道に乗ってきました。今年は「Disorders of Balance, Posture and Gait」を読んでいます。

2015 1  9

 本日は、卒研の締め切りです。みんな頑張って、良い結果が得られました。そして、論文も立派に仕上がりました。お疲れ様でした。私の研究室のS君、Tさんのデータは、期待を良い意味で裏切る非常に興味深いものでした。また、稲岡研の二人の結果も興味深く、考察に苦労しました。昨日は、博士後期課程のM君が追加実験のデータを加えてまとめてくれました。新しいデータを加えて来月中に書き上げて、投稿する予定です。

201410 15

 107日から12日までカナダのトロントで開催された第91American Congress of Rehabilitation Medicine に参加し、発表してきました。発表タイトルは、The relationship between the ability of the sit-to-stand movement and the pelvic anteversion and retroversion maximum angles in patients with stroke. です。片麻痺患者さんの立ち上がり能力と座位姿勢での骨盤の最前傾、および最後傾角度との関係を調べたものです。歴史のある学会にふさわしく、広めの会場で落ち着いた雰囲気で討議がなされていました。また、学会の合間にホテルの近くのお店で食べたベーコンサンドがとても旨かった!

 学期も後期に入り、卒研も気合が入ってきたようです。学会出張中も、S君から進行状況に関するメールが毎日のように送られていました。実験の準備をなかなか小気味よく進めることができていました。期待通りの結果が出れば良いのですが・・・。

2014 9  2

 博士後期課程のM君の実験がほぼ終了し、結果の概要をプレゼンしてもらいました。かなり苦労して得たデータでした。これから、論文作成に本腰を入れて、日本語の文書を早い段階で完成させ、きちんとした日本語の文章をもとに英訳に取りかかって欲しいと思います。

2014  9  1

 私の研究室の3,4年生、院生と稲岡先生のところの3,4年生、合わせて10名、それと私と稲岡先生の合計12名で、今後の進め方についてミーティングを行いました。学部生には夏休みモードから勉強モードに切り替えて欲しいものです。来週から勉強会を再開します。

2014  618

 今日、F大の大学院修士課程の修了生が訪ねてきてくれました。先日のPT学術集会で私が質問したのがきっかけで、今回の来訪につながりました。研究室を紹介したあと、こちらの院生、学部生を対象に学術集会で発表した内容をプレゼンしてもらいました。学部生たちも院生に劣らずなかなか鋭い質問をしていました。今後もこのような交流を続けて行きたいものです。

2014 6  5

 今年度から加わった3年生(E君、Yさん)のゼミを先月の14日から始めました。昨年と同じく英語論文を教材に勉強を進めています。今年からは、稲岡研の二人の3年生も合流して、一緒に勉強しています。これに院生Na君と稲岡先生も加わり、合計7名で進めています。また、Na君を対象としたゼミは、私と稲岡先生とを合わせた3名で進めています。Ni君を対象としたゼミは夜間開講で、私とNa君とを合わせた3名で進めています。

2014 6  4

先週の木曜日(529日)から日曜日(61日)まで、第49回日本理学療法学術大会参加のため、院生のNa君と横浜に出かけてきました。私は、座長の仕事と自分の発表がありました。今回の参加を通して、研究における仮説の重要性(当たり前ですが)、方法論の吟味の大切さ等を改めて感じ、気合を入れ直しました。Na君も、いろいろな方々の質疑応答等を目の当たりにする中で、議論の仕方等の多くの大切なことを学んでいたようです。

2014  4  4

 先日卒業した面々は、全員揃って国家試験に合格しました。卒業学年の担任教員をしていましたので、肩の荷が下りた感じがします。次に卒業する学年も、100%合格の記録を継続して欲しいものです。さて、我が研究室の新4年生(Mi君、S君、Tさん)による卒研用器材の工作も無事に終わりました。彼らは来週から臨床実習に出ます。実習で多くの経験を積んでくることを期待しています。来週の月曜日には入学式があります。新しい学部生の入学がうれしいことは勿論ですが、研究室には博士前期課程に2名の学生(N君改めNa君とNi君)が進学してきます。彼らが大きく飛躍することを願っています。

2014  3 29

 今年度の卒業生のM君、N君らの卒業式が先週の22日に行われました。彼ら2人をはじめ、卒業生たちの今後の活躍に期待します。新4年生の活動も本格的に始まっています。実習の合間ですが、できるところまで進めていきたいです。

2013 12  7

 卒研もほぼ仮説通りのデータが得られました。これから、文章にする作業が待っています。日本人でも、自分の伝えたいことを日本語で表現するのは楽ではありません。まずは、言いたいことを整理することです。

2013 10 30

後期の授業が始まって1か月が経とうとしています。4年生の実験も順調に進んでいます。来週中には、M君、N君ともに実験が終了する予定です。実験が終われば、分析を本格的に始めます。さて、仮説通りの結果が出るでしょうか? 乞うご期待!

2013  9 18

本日、4年生も参加して論文読み会を行いました。始めは少し錆びていましたが、すぐに解消したようです。4年生の卒論も再開します。来週は、道具作りをします。

2013  8  8

 昨日、4年生の症例発表会がありました。なかなかな出来栄えだったと思います。みんな、良くがんばりました。そして、今日はオープンキャンパスの1日目でした。多くの高校生が集まってくれました。今日と明日のオープンキャンパスに来てくれた高校生の中から、たくさんの人たちが入学してくれるとうれしいです。

2013  8  1

4年生が実習を終えて、今週の月曜日から大学に戻ってきました。1期目の実習が終わったときよりも、一回り逞しくなっていたような気がします。これからしばらくは、学内での課題がありますが、気を緩めずに取り組んでもらいたいと思います。

2013  7 10

 今日のゼミで、先月から始めた論文の訳が終わりました。前回や今回の訳の速度は、最初とは比べ物にならないくらいに速くなりました。来週から2つ目の論文の訳にとりかかります。

2013  7  3

  3年生のゼミをスタートして1か月が経ちました。錆もようやく取れかかってきており、彼らの実力が見え始めてきました。今後の伸びが楽しみです。

2013  7  2

  4年生は610日より2期目の臨床実習に出ています。今日は、昼前から3つの病院を訪ねて、学生の実習状況を見てきました。これで、2期目に担当している6名全員の把握が終わりました。6人とも、それぞれ充実した明るい実習をしていました。1期目が終わったときよりも更に逞しくなって帰ってくることを大いに期待します。

2013  6 29

今日、日本体力医学会北陸地方会第25回大会が無事に終わりました。地方会ではありますが、初めての大会長を経験しました。運営については、学会員である本専攻の三秋先生、横川先生に助けていただきました。有難うございました。また、演題発表して下さった先生方、特別講演を御快諾下さった金沢医科大学整形外科教授川原範夫先生に感謝いたします。

2013  6  5

 研究室に新しく配属された3年生を対象にした勉強会を本日から始めました。3年生はM君、S君、Tさんです。英語論文を教材にして勉強を進めていきます。はじめはしんどいかもしれませんが、彼らの実力からするとそのうち慣れてくると思います。期待します。

2013  5 28

 昨日、実習報告会(1期目)がありました。報告内容からすると、各人ともに実習指導の先生からいろいろな助言を受けて、考えて、実習に取り組んできたように思いました。また、大学の授業だけでは想像できないような貴重な症例を学ばせていただいた学生もいたようです。彼らの今後の発展に期待したいと思います。

 また、先週末に名古屋で理学療法学術集会が開催されました。私も参加してきました。若い世代の方々の質疑が活発になってきた印象を受けました。我々のおじさん世代ももっとがんばらねばと思います。昨年知り合いになった新人の理学療法士と会場で会うことができ、ご飯を食べながら話を聞くこともできました。時間に追われないように頑張ってください! いろいろと刺激を受けた学会でした。

 3年生の研究室への配属が決まりました。今年度は新たに2名が加わります。来月から少しずつ勉強していきたいと思います。

2013  5  2

 担任学年である4年生の面々は、現在臨床実習中です。1期目の実習もほぼ折り返しとなりました。今のところ順調に進行しているようです。今月末の実習報告会では、全員揃って逞しい表情になっていることに期待したいと思います。

2013  4 11

 47日に入学式があり、9日に学部生のオリエンテーションがありました。今回入学した学生が、一緒に卒業して欲しいと思います。また、昨日から授業が始まり、わたしの今年度最初の授業は今日の2限目にありました。学生たちは、若干春休みボケの感じがしました。今後、調子があがることを期待します。

2013  4  1

N君とM君の工作は、ほぼ完成しました。予定通りのペースで進行しました。両者ともになかなかのできだと思います。今週中に最終確認等を行い、来週からの実習を終えてから本格的な測定に取り組みます。

昨年のある学会で知り合った某大学のPT4年生だった方から、国家試験合格と勤務先についての御挨拶のお手紙をいただきました。他の大学の卒業生から国家試験の合格の知らせを頂くのも嬉しいものです。Iさんこれからもがんばってください!

2013  3  30

昨日、理学療法士国家試験の合格発表がありました。全員合格! 合格したみなさん、おめでとうございます。ここがスタート地点です。慢心せずに仕事に、勉強に励んでください。今後の御活躍を期待します。

2013  3  22

卒業式が行われました。大学院修了生、学部卒業生の今後の活躍に期待したいと思います。

2013  3  19

4月から4年次に進級する予定の当研究室所属のN君とM君が、卒業研究に用いる器材の工作を始めました。ベニヤ板を切ったり、ねじ止めしたり、ドリルで穴開けをしたり、慣れない作業に戸惑いながら取り組んでいました。この作業は、試行錯誤を繰り返しながら今月いっぱいかかるかもしれません。

2013  3  16

金沢スカイホテルで「金沢大学理学療法・作業療法同窓生の集い」が開催されました。当日は、お世話になった先生方をはじめ、およそ250名の同窓生が集い、旧交を温めていました。