研究内容について箇条書きにすると、

理学療法に関わる運動器の病理学的研究
関節可動域制限（拘縮）の病理学
関節構成体の変化と理学療法学的治療法の効果
関節拘縮における軟部組織の変化
関節拘縮と老化との関連性

といった項目立てになるかと思いますが、なんか今一伝わりにくいとも思いますので、ここは実際の研究成果、いわゆる「業績」を見て頂くのが一番かと。
以下、理学療法学に関連する業績のみの抜粋です。「抄録」等に貼り付けてあるリンク先で、それぞれの内容が確認できます。リンクのないものは、現時点で無料オンラインにてアクセスできません。

【論文】

渡邊 晶規, 細 正博, 由久保 弘明, 松崎 太郎, 小島 聖
拘縮に対するストレッチが関節包に及ぼす病理組織学的影響
理学療法科学24(3) :403-409, 2009
抄録
全文

小島 聖, 細 正博, 松崎 太郎, 渡邊 晶規
ラット膝関節拘縮モデルに対する温浴と短時間伸張刺激が関節軟骨に及ぼす病理組織学的影響
理学療法科学24(3) :359-364, 2009
抄録
全文

吉田 信也，細 正博(MD)，松崎 太郎，荒木 督隆，上條 明生，坂本 誠
ラット膝関節拘縮2週間後における坐骨神経周囲の病理組織学的変化
理学療法科学24(2:287-291, 2009
抄録
全文

小島 聖、細　正博、武村 啓住、由久保弘明、松崎 太郎、渡邊 晶規
ラット膝関節2週間固定後の拘縮に対する温浴が関節構成体に及ぼす病理組織学的影響
理学療法科学24（2）：161–166，2009
抄録
全文

小島 聖、細　正博、松崎 太郎、渡邊 晶規
ラット膝関節拘縮モデルに対する温浴と短時間伸張刺激が滑膜に及ぼす病理組織学的影響
金城大学紀要9, 135-144, 2009

Hibino I, Okita M、Inoue T, Banno Y, Hoso M.
Effect of Immobilization on Insoluble Collagen Concentration and Type I and Type III Collagen Isoforms　of Rat Soleus Muscle.
J. Japanese Physical Therapy Association 11(1):1-6, 2008
Abstract
Article

松崎太郎、細正博
ラット膝関節拘縮モデルを簡便に作成する新たな試みと関節構成体の変化
金沢大学つるま保健学会誌32(2):43-47, 2008
全文

渡邊　晶規、細　正博、武村啓住、由久保弘明、松崎太郎、小島　聖
関節拘縮における関節構成体の病理組織学的変化－ラット膝関節長期固定モデルを用いた検討－
理学療法科学22(1):67-75, 2007
抄録
全文

江村　健児、松崎　太郎、細　正博
ヒト胸鎖関節円板に出現する変形性関節症に類似した変性像の病理組織学的検討
理学療法科学22(3):345-351, 2007
抄録
全文

Yoshikubo H, Suzuki N, Takemura K, Hoso M, Yashima S, Iwamuro S, Takagi Y, Tabata MJ, Hattori A.
Osteoblastic activity and estrogenic response in the regenerating scale of goldfish, a good model of osteogenesis.
Life Sci. Apr 22;76(23):2699-709, 2005
Abstract

武村啓住、細正博、由久保弘明、松崎太郎、小島聖、渡邊晶規、立野勝彦
ラット膝関節２週間固定後の拘縮に対するストレッチが関節構成体に及ぼす病理組織学的影響
理学療法学31巻1号,76-85、2004
全文

小島聖、細正博、武村啓住、由久保弘明、松崎太郎、渡邊晶規
ラット膝関節拘縮に対する温水療法の治療開始時期による効果-膝伸展制限角度の変化と病理組織学的影響-
日本物理療法学会会誌11巻、45-49、2004

Hoso M, Kanemori Y, Yoshikubo H, Takemura K, Matsuzaki T, Tachino K
A histological study of articular cartilages of the human sternoclavicular joint, proposals for modification in the established descriptions and for improvement of the cartilage tissue classification.
J.Tsuruma Heath Science Society, 27(1):15-22, 2003
全文

Hoso M, Kanemori Y, Yoshikubo H, Takemura K, Matsuzaki T, Tachino K
Fibrillation of the articular cartilages of the human sternoclavicular joint. A report of 20 autopsy cases.
J.Tsuruma Heath Science Society, 27(1):137-140, 2003
全文

由久保弘明、細正博、武村啓住、井上悟、兼森淑子、西村誠次、立野勝彦
ラット膝関節拘縮２週間における滑膜の病理組織学的変化
理学療法科学16（2）：77-82、2001
抄録
全文

武村啓住、細正博、由久保弘明、井上悟、兼森淑子、立野勝彦
ラット膝関節拘縮２週間後における関節包及び関節軟骨の組織病理学的変化
理学療法科学16(2)：71-76、2001
抄録
全文

Hoso M, Kanemori Y, Inoue S, Yoshikubo H, Takemura K, Tachino K, Haida N, Ogiwara S, Hamade S, Susaki T, and Asai H.
The Articular Cartilages of the Human Sternoclavicular Joints are not only formed by a Fibrocartilage but a Hyaline Cartilage or Combination of Both Cartilage Tissue Types; A Histological Study of 7 Japanese Autopsy Cases.
金沢大学医学部保健学科紀要24巻1号：15-20、2000

細正博、七森茜、立野勝彦、灰田信英、濱出茂治、洲崎俊男、浅井仁、山崎俊明、三秋秦一
日本人の身体バランスの変化と運動身体などの社会的・文化的要素との関係
金沢大学医学部保健学科紀要第２２巻p21-28, 1998
全文


【著書・総説】

なぜ学ぶのか　病理学
PTジャーナル・42(6):537-539, 2008
抜粋

「拘縮の予防と治療　第２版」奈良勲、浜村明徳編集（p19-37）, 2008
　2章　関節の仕組みと拘縮の発生
　3章　関節構成体による拘縮の病理と病態

「理学療法学事典」奈良勲監修、内山靖編集 2006

「標準理学療法学専門分野　基礎理学療法学」奈良勲監修、内山靖編集
　病理学（ｐ46-58）, 2006

「筋力」奈良勲、岡西哲夫編集
　筋の病理学（p42-60）, 2004

関節拘縮の病態
日本物理療法学会会誌10巻1-7, 2003

タイドマークに眠る数億年：骨格系の進化と関節疾患のつながり
理学療法福井5：3-8、2001


【学会】

第44回日本理学療法学術大会以降は別ページのレポートを参照してください。

第44回日本理学療法学術大会


第43回日本理学療法学術大会

　吉田信也, 細正博, 松崎太郎, 小島聖, 渡邊晶規, 神田典子, 梅山真樹子
　加齢ラットにおける坐骨神経周囲の病理組織学的変化－若年ラット膝関節拘縮モデルとの比較－
　理学療法学(0289-3770)35巻Suppl.2 Page353, 2008
　抄録

　荒木督隆, 細正博, 松崎太郎, 小島聖, 渡邊晶規, 吉田信也, 上條明生
　ラット膝関節屈曲拘縮における大腿部筋間脂肪織の病理組織学的変化
　理学療法学(0289-3770)35巻Suppl.2 Page354, 2008
　抄録

　小島聖, 細正博, 武村啓住, 由久保弘明, 松崎太郎, 渡邊晶規
　ギプス固定4週後のラット膝関節拘縮に対する温浴と短時間伸長刺激が関節軟骨に与える病理組織学的影響
　理学療法学(0289-3770)35巻Suppl.2 Page539, 2008
　抄録

　松崎太郎, 細正博, 吉村千尋, 小島聖, 渡邉晶規, 吉田信也
　ラット膝関節拘縮モデルにおける膝蓋下脂肪体の変化
　理学療法学(0289-3770)35巻Suppl.2 Page540, 2008
　抄録

　梅山真樹子, 細正博, 松崎太郎, 神田典子, 小島聖, 渡辺晶規, 吉田信也
　加齢ラット膝関節における関節軟骨の組織学的変化　若年ラット膝関節拘縮モデルとの比較
　理学療法学(0289-3770)35巻Suppl.2 Page540, 2008
　抄録

　上條明生, 細正博, 松崎太郎, 小島聖, 渡邊晶規, 吉田信也, 朝日信裕, 小谷理恵, 林真由美, 荒木督隆
　ラット膝関節屈曲拘縮における大腿前部真皮の病理組織学的変化
　理学療法学(0289-3770)35巻Suppl.2 Page541, 2008
　抄録


10th International Congress of the Asian Confederation for Physical Therapy, 2008

　Histopathological Examination of Rat Knee Joint Capsules During Extension Contracture,
　Comparison with Flexion Contracture “
　Matsuzaki T, Hoso M, Kojima S, Watanabe M

　Histopathological and Image Analytical Study of the Elastic Fibers in Rat Knee Joint Capsules
　Watanabe M, Hoso M, Matsuzaki T, Kojima S.


第23回東海北陸理学療法学術大会

　小島聖, 細正博, 武村啓住, 由久保弘明, 松崎太郎, 渡邊晶規
　ラット膝関節拘縮モデルに対する温水治療が関節軟骨と滑膜に及ぼす病理組織学的影響
　東海北陸理学療法学術大会誌(1348-7493)23回 Page80, 2007


World Physical Therapy 2007, 15th International Congress of WCPT, Jun 5, 2007
Vancouver Convention & Exhibition Centre, CANADA

　Taro Matsuzaki, Masahiro Hoso, Keiju Takemura, Katsuhiko Tachino.
　Histopathological effects of the range of motion exercise on joint contracture. An experimental study using rats


第42回日本理学療法学術大会

　渡邊晶規、細正博、由久保弘明、松崎太郎
　ラット膝関節4週固定後の拘縮に対するストレッチが関節包に及ぼす病理組織学的影響
　理学療法学34，Suppl.2, Page31，2007
　抄録

　日比野至、沖田実、井上貴行、坂野裕洋、細正博
　関節不動化によるラット下肢筋のコラーゲンタイプアイソフォームの変化
　理学療法学34，Suppl.2, Page228，2007
　抄録

　松崎太郎、細正博、渡邊昌規、立野勝彦
　ラット膝関節拘縮モデルでの関節軟骨の回復
　理学療法学34，Suppl.2, Page229，2007
　抄録

　阪本誠、細正博、松崎太郎、立野勝彦、吉田信也、荒木督隆、上條明生
　ラット膝関節拘縮モデルにおける神経周膜の組織学的変化
　理学療法学34，Suppl.2, Page229，2007
　抄録

　吉田信也、細正博、松崎太郎、立野勝彦、荒木督隆、上條明生、阪本誠
　ラット膝関節2週間後における坐骨神経周囲の病理組織学的変化
　理学療法学34，Suppl.2, Page230，2007
　抄録

第41回日本理学療法学術大会　
　
　松崎太郎, 細正博, 上田寿子, 武村啓住, 立野勝彦
　ラット膝関節4週固定後の関節構成体の変化
　理学療法学33，Suppl.2 Page286，2006
　抄録


第40回日本理学療法士学会　

　松崎太郎, 細正博, 武村啓住, 由久保弘明, 小島聖, 渡辺晶規, 立野勝彦
　ラット膝関節拘縮モデルを簡便に作成する方法の試み
　理学療法学(0289-3770)32巻Suppl.2 Page251, 2005
　抄録

　武村啓住, 高橋周子, 由久保弘明, 松崎太郎, 細正博, 立野勝彦
　若年者と高齢者における肩甲骨面自動挙上時の肩関節可動域の違いについて
　理学療法学(0289-3770)32巻Suppl.2 Page227, 2005
　抄録


第10回日本物理療法学会学術大会

　小島聖，渡辺晶規，武村啓住，細正博，松崎太郎
　ギプス固定2週間後のラット膝関節拘縮に対する温水治療の効果-関節軟骨と滑膜の病理　組織学的変化について-
　第10回日本物理療法学会学術大会抄録集，15，2002

　松崎太郎，小島聖，渡辺晶規，武村啓住，細正博，立野勝彦
　ギプス固定2週間後のラット膝関節拘縮に対する温水治療の効果-関節可動域と温度変化　について-
　第10回日本物理療法学会学術大会抄録集，14，2002


第38回日本理学療法士学会

　渡辺晶規，細正博，武村啓住，由久保弘明，松崎太郎，小島聖，西田寛之，立野勝彦
　ラット膝関節拘縮における滑膜の病理組織学的変化-ギプス固定2週間後と16週間後と　　の比較．
　理学療法学30(supp13),278,2003
　抄録

　西田寛之，細正博，武村啓住，由久保弘明，松崎太郎，小島聖，渡辺晶規，立野勝彦
　ラット膝関節固定による関節可動域関節可動域の経時的変化について-．
　理学療法学30(supp13),279,2003
　抄録

　小島聖，細正博，武村啓住，由久保弘明，松崎太郎，渡辺晶規，西田寛之，立野勝彦
　ギプス固定2週後間後のラット膝関節拘縮に対する温水治療の効果-温度による滑膜の
　病理組織学的変化-．理学療法学30(supp13),279,2003
　抄録


第3７回日本理学療法士学会

　小島聖，細正博，武村啓住，由久保弘明,松崎太郎，渡辺晶規，濱出茂治，立野勝彦
　ギプス固定2週後間後のラット膝関節拘縮に対する温水治療の効果-関節可動域と温度変　化について-．
　理学療法学29(suppl2),279,2002

　松崎太郎，細正博，武村啓住，由久保弘明, 吉村育恵，高圭介，立野勝彦
　ギプス固定2週後のラット膝関節拘縮に対する関節可動域訓練の効果-滑膜の病理組織学　的変化について-．
　理学療法学29(suppl2),280,2002

　吉村育恵，細正博，武村啓住，由久保弘明,松崎太郎，高圭介，立野勝彦
　ギプス固定2週後間後のラット膝関節拘縮に対する関節可動域訓練の効果-関節包の病理　組織学的変化について-．
　理学療法学29(suppl2),280,2002

　渡辺晶規，細正博，武村啓住，由久保弘明,松崎太郎，小島聖，立野勝彦
　ギプス固定2週後間後のラット膝関節拘縮に対する関節可動域運動の効果-関節可動域の　経時的な変化について-．
　理学療法学29(suppl2),281,2002


第36回日本理学療法士学会

　武村啓住、由久保弘明，細正博，井上悟、兼森淑子、西村誠次、立野勝彦
　ラット後肢懸垂2週間後における膝関節滑膜の病理組織学的変化-拘縮モデルとの比較-
　理学療法学(0289-3770)28巻Suppl.2 Page79, 2001

　由久保弘明，武村啓住、細正博，井上悟、兼森淑子、西村誠次、立野勝彦
　ラット後肢懸垂2週間後における関節包および関節軟骨の病理組織学的変化-ラット膝関　節拘縮モデルとの比較-
　理学療法学(0289-3770)28巻Suppl.2 Page168, 2001

　井上悟、兼森淑子、細正博、武村啓住、由久保弘明、立野勝彦
　ヒト胸鎖関節における関節軟骨の組織学的研究
　理学療法学(0289-3770)28巻Suppl.2 Page202, 2001


第106回日本解剖学会総会・全国学術集会

　Kanemori Y, Inoue S, Yoshikubo H, Takemura K, Hoso M
　The Articular Cartilages of the Human Sternoclavicular Joints are not only for　med by a Fibrocartilage but a Hyaline Cartilage or Combination of Both Cartila　ge Tissue Types; A Histological Study of 7 Japanese Autopsy Cases.
　解剖学雑誌76巻1号 136, 2001


第35回日本理学療法士学会

　井上悟，細正博，武村啓住，立野勝彦
　全人工膝関節置換術例における膝関節周囲組織の病理組織学的研究．
　Suppl理学療法学27巻Suppl2, 127, 2000

　由久保弘明，武村啓住，細正博，立野勝彦
　ラット膝関節拘縮における滑膜の病理組織学的変化．
　Suppl理学療法学27巻Suppl2, , 2000

　武村啓住，由久保弘明，細正博，立野勝彦
　ラット膝関節拘縮における関節包および関節軟骨の病理組織学的変化．
　Suppl理学療法学27巻Suppl2, , 2000

　山下雅代，細正博，井上悟，武村啓住，立野勝彦
　変形性膝関節症における関節包内結合組織の病理学的検討．
　Suppl理学療法学27巻Suppl2, 211, 2000


理学療法学分野以外の業績

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