卒業生の声

K.O.さん

私は卒業後、病院に勤務し7年目になりました。これまでに急性期、回復期、維持期、終末期と様々な関わりをする機会を頂きました。疾患名は同じでも病状や個人背景、環境など一人として同じ人はいません。情報収集したり、評価したりして個人に合った関わり方をしていく必要があります。自分の考えが適しておらず、方向性に悩むことも多々ありますが、その度に修正したり他のスタッフと相談したりしています。コミュニケーションが大事で、患者様と向き合える時間が他の医療職と比較しても長いことが魅力的だと思います。色々考えて自分なりの根拠を持って患者様や他のスタッフと関わった結果、患者様やご家族様などによい変化をもたらせた時には特にやりがいを感じます。

J.H.さん

理学療法士の働く場所は幅広く、仕事内容も様々ですが、どんなことが出来るのか広くは知られていない職業です。私が働いている職場は総合病院のため、病気になったばかりの状態から症状が安定し退院するまでの経過に関わることが多いです。主に怪我や脳の病気によって体に痛みがある方、身体が思うように動かない方を担当することが多く、困っている事を聞いて解決に向けて介入する事は大変やりがいのある仕事だと感じています。一人の方との関わりは数週間から数年と様々ですが、少しずつ変化する患者さんの姿を見ると嬉しい気持ちになります。人の身体は難しく、わからないことばかりですが、その分面白いこともたくさんあるなあと感じる毎日です。